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原発ジプシー増補改訂版 [ 堀江邦夫 ]のレビューは!?

年齢不詳さん
漫画「パエトーン」の中で資料として紹介されていた本で興味を持ちました。 その当時書店で見つける事が出来ず国会図書館で閲覧する以外は読む方法は 無いと思っていた本が今手元にあり再販された理由が何とも皮肉で悲しくなります。 じっくりと読みましたが昔も今も悪い意味で大きな変化がなく 今日も全国の原発で下請け業者の方達が危険な現場で働いているのかと思うと 言葉も出ません。 今こんな時だからこそ読むべき一冊だと思います。

50代 男性さん
原発で働く労働者の思いが伝わってくる作者渾身のレポートだと思う。1978年のレポートとなるが、現在も変わらない状況だろうと思うと寒々とする。こういうレポートが不当な非難を受けて、現場の状況を変えられることもなく現在に至っているということは恐ろしいことだ。原発は欲望だらで経済を作り上げてきてしまい世界をも滅ぼしかねないこの状況のある意味での象徴となっている事を強く感じた。

40代 男性さん
原発が名もなき人々の犠牲の上に成り立っていたのかと驚愕。湯水の如く電気を使い、それが文化的な生活だと勘違いをしていた自分を恥ずかしく思います。今すぐにでも原発をやめるべきだと思います。

40代 女性さん
実際に働いている者でなければ記すことが出来ない記録本です。意外な事に放射能の被害を受けて亡くなった方の記録や実害については書かれていません。それだけに、原発内で見た事実だけを書いたという真実味が増している様に感じます。30数年前の著書ですが、恐らく下請け労働者がおかれる環境は現在も何も改善されていない事が想像できます。 放射能の恐ろしさを知りながら原発を許してしまった日本を情けなく思います。

40代 男性さん
原子力発電所というとテレビや雑誌で見るコントロールセンター(?)のイメージしかありませんでした。 当然、最新技術の塊ですべてがコンピュータで管理されていると思っていました。 30年前に書かれた本と言うことですが、当時の原発は今も現存しており、多くの下請け作業員の方が今も同様の作業をされているのかと思うとゾッとします。 利便性と危険性を天秤にかけたときどちらを選択するのか。 果たして危険を冒してまで原発を作る必要があるのか。 考えさせられる書籍です。

年齢不詳さん
名著の復刻版です。文庫版で、カットされた部分も復活しているようです。目次の前のページに『レムとシーベルトの単位換算』が書かれています。

年齢不詳さん
あまりにも人権を無視した労働環境、科学の粋とは程遠い安全管理など、今回の原発事故は、原子力村の方たちによる人災だと思いました。

年齢不詳さん
ずっと欲しかったので購入。内容は当然、大満足です。 近くの古本屋を何年も探しても見つけることができなかったので、 ちょっと高いかな?とも思ったけど、思い切って購入しました。 私の中では原発関連ノンフィクションの決定版です。